10年勤めたブラックに近いグレー企業からホワイト企業に転職した私が、転職活動中に大事にしていたポイントをまとめました。
グレー企業でのあれやこれやはこの記事に書いています。
転職で考えるべきポイントはたくさんありますが、特に大事だと思ったポイントを3つに絞ってご紹介します。
3つのポイントを意識して、ぜひ良い転職をしてください!
1.自分の得意が生かせるか
苦手なことを人の何倍も努力してやるより、得意なことを何の苦労もせずにやっているだけで有り難がられることがあります。「好き」な仕事かどうかも大切ですが、それよりも「得意」かどうかを意識してもらいたいと思います。
苦手な仕事の場合、人の2倍頑張ってもやっと普通の評価か、それ以下のこともあります。そして何より、苦手意識があるとどんどん自信がなくなってメンタルも擦り減ってしまいます。
私は一時期営業をしていたのですが、本当に向いていませんでした。バックオフィス職に変わってからは当たり前のことをしているだけで感謝されるのでびっくりしています。逆に営業職に向いている人は、人と話さずにパソコンに向かっているなんて無理!と言うので、適材適所が肝心なのです。
2.評価される環境か
例えば年功序列の会社だと若いだけで評価されない場合があります。女性役員や女性管理職が少ない会社だと男性優位の文化かもしれません。
自分の努力ではどうしようもないところで評価されない環境に行ってしまうと大変です。面接でストレートに聞くのは難しいかと思いますが、「どのような評価制度か」「求める人材は」などの質問で、評価されるポイントを見極めるようにしてください。
3.転職で収入が上がるか
今の職場がブラックであるとか、どうしてもやりたい仕事であるならば話は別ですが、年収が下がる転職はしない方がいいと思います。企業側がぜひ採用したいと思っているなら高い金額でもオファーするでしょうし、次の転職の基準にもなるので年収が下がるとその分評価が下がってしまいます。ちなみに1.1倍の増加が平均ラインになっています。
何度も言いますが、自分を安売りしないようにしてください。
最後に、注意してほしいこと
採用までのステップが簡単すぎる場合は注意が必要です。
そういう場合は、人が次々辞めていく環境での人員不足のため採用を急いでいるか、すぐに辞めることを見越した大量採用の場合が多いです。事業拡大のための増員募集であれば問題ないので、長く働ける環境かどうかを慎重に判断してください。
会社から「選ばれる」のではなく、こちらから「選ぶ」心持ちが重要だと私は思います。